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もぐさんFX

デイトレ振り返り|週足・日足のエクスパンションと「3点が重なる押し目」を買う

週足と日足でボリンジャーバンドが広がるのを確認し、15分足で週足ピボット・前回高値・20SMAが重なる押し目を買いました。買う理由・買う場所・買う条件・決済の位置を順番に振り返ります。

9月29日に、USD/CHF(米ドル/スイスフラン)をロング(買い)して、+19.2pipsで利確しました。

週足と日足で上昇の勢いが強まっていることを確認し、15分足で押し目を買ったトレードです。買った場所は、週足ピボット・前回高値・20SMAの3点が重なる価格でした。

この記事では「なぜ買ったのか」「どこで買ったのか」「どこで決済したのか」を、チャートと一緒に順番に振り返ります。


トレードの記録

項目 内容
通貨ペア USD/CHF
売買 ロング(買い)
エントリー 2026年9月29日 15:06/0.83271
損切り 0.83218(エントリーから5.3pips下)
利確 0.83463
決済 2026年9月29日 18:13/0.83463(利確)
保有時間 約3時間
結果 +19.2pips

※USD/CHFでは、1pips=0.0001です。

損切り幅5.3pipsに対して、利益は19.2pipsです。損切り幅の約3.6倍の利益を取れました。


ホルムズ海峡の再開が遅れそうで、ドルが買われやすかった

今回は、ファンダメンタルズとテクニカルの両方に、買いの理由がありました。

ファンダメンタルズの理由は、「11月3日の米中間選挙までに、ホルムズ海峡の再開で合意するのは難しそうだ」という見方です。

ホルムズ海峡は、ペルシャ湾の出口にある海峡です。ペルシャ湾岸の国々が輸出する原油の多くが、ここを通ってタンカーで運ばれます。

再開の合意が遅れると、次の2つの理由でドルが買われやすくなります。

理由1:原油高が続き、FRBが利下げしにくくなる

海峡の再開が遅れると、原油を運びにくい状態が続きます。原油の価格も、高いままになりやすくなります。

原油が高いと、ガソリン代や物流のコストが上がります。その結果、米国のインフレ(物価の上昇)が下がりにくくなります。

インフレが下がらないうちは、FRB(米国の中央銀行)は利下げをしにくくなります。米国の金利が下がりにくいと見られるため、ドルが買われやすくなります。

理由2:中東の緊張が長引くと「有事のドル買い」が起きやすい

有事とは、戦争や紛争など、世界的に不安が高まる出来事のことです。

こうした場面では、世界で最も多く取引されている通貨であるドルに、お金が集まりやすくなります。これを「有事のドル買い」と呼びます。

合意が遅れて中東の緊張が長引けば、ドルが買われやすい状態も続きます。


週足と日足で、ボリンジャーバンドが広がっていた

テクニカルでは、まず週足と日足で、上昇の勢いがあるかを確認しました。

使ったのはボリンジャーバンドです。ボリンジャーバンドは、移動平均線(中央の赤い線)の上下に、値動きの幅から計算した線を引いた指標です。値動きが大きくなるとバンドの幅が広がり、値動きが小さくなると幅が狭まります。

バンドの幅が広がることを「エクスパンション」と呼びます。価格がバンドの上側に沿って上がりながら幅が広がっていれば、上昇の勢いが強まっていると読めます。

週足:価格がバンドの上側に沿って上がっている

週足ボリンジャーバンド:エクスパンションを確認

週足では、価格がバンドの上側に沿って上昇しています。上側のバンドも上向きに開いていて、エクスパンションが起きています。

日足:9月に入ってから、上昇とともにバンドが広がっている

日足ボリンジャーバンド:エクスパンションを確認

日足でも、9月に入ってから価格が上側のバンドまで上がり、バンドの幅が広がっています。

週足と日足の両方で上昇の勢いが強まっていたので、「買い」を狙うと決めました。


15分足では、3点が重なる場所まで下がるのを待った

15分足:週足ピボット・前回高値・20SMAが重なる場所

買いの方向が決まったので、次は15分足で「どこで買うか」を決めます。

狙ったのは、0.8327付近です。ここには、次の3点が重なっていました。

  1. 週足ピボットのR1(W R1):先週の値動きから計算した、上側の目安の価格
  2. 前回高値(赤い水平線):それまで何度か上昇を止められていた高値
  3. 20SMA(点線):直近20本のローソク足の終値の平均をつないだ線

ピボットとは、前の期間の高値・安値・終値から計算する価格の目安です。多くのトレーダーが見ているので、価格が止まったり反発したりしやすい水準です。

価格は前回高値とW R1を上に抜けて、0.8340付近まで上がりました。狙うのは、そこから0.8327付近まで下がってきたところです。

一度上に抜けた高値は、今度は下落を止める「床(サポート)」になりやすくなります。そこにW R1と、上向きの20SMAも重なっています。3つの理由で、価格が支えられやすい場所です。

上昇の流れの中で、一時的に下がったところを買うことを「押し目買い」と呼びます。今回は、この3点が重なる場所を押し目の目安にしました。


20SMAの上で15分足が確定したので、買いで入った

15分足:エントリーの根拠と損切り・利確の位置

価格は、大きな陰線で3点が重なる場所まで一気に下がってきました。

この陰線は、ヒゲで一時的に0.83250まで下がっています。それでも、終値は0.83268で、20SMAの上で確定しました。3点が重なる場所で、下落が止められた形です。

この15分足の確定を確認してから、次の足が始まった15:06に、0.83271で買いました。


損切りは週足ピボットの少し下、利確は「前回の上昇と同じ幅」に置いた

損切り:W R1の少し下の0.83218

損切りは、週足ピボットR1の少し下の0.83218に置きました。エントリーから5.3pips下です。

価格がW R1をはっきり下に抜けたら、「3点で支えられる」というシナリオは崩れたと判断できるからです。

利確:前回の上昇と同じ幅を伸ばした0.83463

利確は、前回の上昇と同じ幅だけ上に伸ばした0.83463に置きました。チャートでは、フィボナッチの「1(0.83463)」のラインです。

押し目の安値(0.83250)から、前回の上昇と同じ約21pipsを上に足した位置になります。上昇の幅を目安にすると、利確の位置を感覚ではなく数字で決められます。


結果:約3時間で利確ラインに届いた

15分足:エントリーから利確までの値動き

エントリーした直後の15分足は、ヒゲでいったん0.8324付近まで下がりました。3点が重なる場所の少し下です。損切りの0.83218までは、残り2pipsほどでした。

損切りをW R1ちょうどではなく、「少し下」に置いていたので、このヒゲでは損切りにならずに済んでいます。

その後、価格は20SMAの上を保ったまま上昇しました。18:13に利確ラインの0.83463に届き、決済しています。


同じ形を見つけたら、この順番で確認する

このトレードでは、上位足で「買いの方向」を決めてから、15分足で「買う場所」「買う条件」「決済する場所」を決めていました。

同じような場面を見つけたら、次のチェックリストで確認してみてください。

  • 週足のボリンジャーバンドが広がり、価格がバンドの上側に沿って上がっている
  • 日足でも、同じようにバンドが広がっている
  • 15分足で、前回高値を上に抜けている
  • 前回高値の近くに、週足ピボットと20SMAが重なっている
  • 価格がその場所まで下がってきて、20SMAの上で15分足が確定した
  • 損切りを、週足ピボットの少し下に置ける
  • 利確を、前回の上昇と同じ幅の位置に置ける
  • ドルが買われやすいファンダメンタルズがある(今回はホルムズ海峡の再開の遅れ)

まずは、よく見ている通貨ペアで、週足と日足のボリンジャーバンドを表示してみてください。バンドが広がっている通貨ペアが見つかったら、15分足で「前回高値・ピボット・20SMA」が重なる場所を探してみましょう。

掲載しているのは筆者自身の取引結果であり、将来の成果を保証するものではありません。本サービスは投資助言ではなく、教育コンテンツの提供です。

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